鍵開けから鍵修理まで様々なトラブルの際に頼れる業者5選

車や自宅の外壁、あるいはパソコンのメンテナンスに気を遣う方が多いでしょうが、鍵穴となるとずっと放置している方も少なくないのではないでしょうか。鍵穴がつまって鍵がささらないというケースはあまりないとは言え、金属の経年劣化などで上手くささらないというケースもあるため、何かあった時のために対策方法を知っておきたいところです。

実は鍵穴に使うための専用スプレーがあることをご存じですか。このスプレーは大手通販サイトでも売られており、誰でも気軽に購入することができます。潤滑剤というのは色々な種類があるので、「自宅に自転車のチェーン用に買った潤滑剤があるからこれを使おう」と考える方もいるでしょう。それはあまりおすすめできません。というのも、鍵穴は狭い空間のため、何かを吹きつけるとなかなか乾きにくい環境になっています。ここに、なかなか乾かない潤滑油を入れてしまうと、メンテナンスどころかトラブルの元になってしまいます。

鍵穴専用スプレーは鍵穴に使うことに特化しており、粉末状でなおかつ速乾性があるのが特徴です。そのため、鍵穴に吹きつけても比較的早く乾きます。専用スプレーはいくつか販売されているので、どこのスプレーを購入するか迷うところです。しかし、基本的には錠前メーカーが専用スプレーが販売しているケースが多いため、メーカー製品に対応するスプレーを購入しておけば問題ないでしょう。メーカーの確認方法ですが、大体鍵穴のどこかにメーカー名が刻印されているので、それを探してみてください。

鍵穴専用スプレーは、鍵が鍵穴にはまって抜けない時にも有効です。無理やり取ろうとすると、鍵が変形してしまい、ますます自体が悪化します。まずは鍵穴の隙間にスプレーを吹きつけます。それから慎重に鍵を動かし、取れそうかどうか確かめます。そのまま抜ければトラブル解決ですが、それでも動かないケースもあるでしょう。ここで焦ってしまうと危険なので、一度スプレーした場合は、鍵穴と鍵の水分を極力拭き取り、再度チャレンジしてみましょう。何度試しても無理という場合は、鍵修理業者に鍵を取ってもらうと良いでしょう。鍵トラブル解決のプロである鍵修理業者なら、鍵が取れない時も上手に取ってくれるでしょう。
極力スプレーなどで自己解決できれば一番ですが、そもそも古い錠前と鍵を使っていると、こういったトラブルが起こりやすくなります。そのため、最近ドアの開け閉めがスムーズにできないという状態なら、DIYではなく鍵交換を検討してみるタイミングなのかもしれません。