鍵開けから鍵修理まで様々なトラブルの際に頼れる業者5選

日本の大手自動車を始めとして、電子キーを採用している車が増えています。スイッチを押すだけ、あるいはポケットに機器を入れておくだけでドアが開くため、かなり便利ですが、万が一紛失した時でもすぐに対応してもらえるのか、気になることはありませんか。今回はそういった疑問点について解説していきます。
メーカーにもよりますが、基本的にはマスターキーの他にスペアとなるキーを購入時にもらえるため、マスターキーを紛失した場合はスペアキーで対応すれば、ドア自体は開けられます。しかし、スペアキーを自宅保管していると外出中は取りに帰るのが大変です。もしそれが旅行中、あるいは遠方への出張中であればタクシーで一旦帰るというわけにもいかないでしょう。

また、鍵は紛失していないけど、ドアが開けられないことがあります。電子キーを車内に放置して外からそのままドアを閉めた場合、ロックがかかります。これはインロックと呼ばれており、電子キーの普及と共に増えているトラブルです。目の前に鍵があるのに開けられないというのはなかなかもどかしい気分になります。
紛失やインロックでドアが開けられない時でも、鍵屋さんに依頼すれば、開けてもらうことができます。一見最新技術を導入したように見える電子キーですが、車種によっては非常時のために金属の鍵を差し込める鍵穴がドアのどこかに設けられている可能性があります。そういうタイプであれば、あなたが思うよりも開錠の難易度は低いと言えるでしょう。

鍵屋さんは鍵開けだけではなく、鍵の複製も対応しています。これは金属の鍵だけではなく、リモコンタイプの車の電子キーでも対応できるケースが多いです。ただし、同じ電子キーでもイモビライザータイプの車だと難しい場合があります。イモビライザーとは、信号を送った際に電子キーと車でIDの照会を行い、一致すれば開錠するというシステムのことです。防犯性能が高い分、簡単に複製ができないため、難しい場合はその車を購入したディーラーに連絡するのが良いでしょう。しかし、夜遅くなど、ディーラーの営業開始時間まで待てないなら、鍵修理や鍵開けに対応できる鍵屋さんにも相談してみると良いでしょう。特殊なタイプの鍵の開錠・複製の実績豊富なところであれば、合鍵を作ってもらえるかもしれません。カーライフを便利で充実したものにしてくれる電子キーですが、一般的な金属の鍵よりも取り扱いに慎重を要することは言うまでもありません。何かあってから慌てないためにも、どこに連絡すべきか事前に確認しておくのがおすすめです。