鍵開けから鍵修理まで様々なトラブルの際に頼れる業者5選

サムターン回しとは、空き巣が使う手口の1つです。代表的な手口としてはピッキングが有名ですが、サムターン回しも同じくらい良く使われています。そもそもサムターンとは何かですが、ドアの内側部分のつまみの名称です。玄関の錠は、外側は簡単に開けられない構造になっていますが、内側だとサムターンを回すだけと簡単な構造になっています。空き巣などの犯罪者はこの点に着目して、ドアを開錠しようとします。
しかし、内側なら簡単に開けられないのでは？と思われるでしょう。実は、サムターン回しはドアのポストや覗き穴など、穴があればそれほど難しくありません。ドアのポストならついている家庭は多いですから、わざわざ開ける必要はありません。覗き穴はガラスが入っているため壊す必要がありますが、ドライバーなどのありふれた工具があれば簡単に壊せます。
鍵穴の位置がわかればサムターンの位置も同時にわかりますから、ある程度器用な人間であれば、細長い棒状の工具で簡単に回すことができます。もし対策をしたい場合は、自分でポストなどに細工をすることもできますが、鍵屋さんに頼む方法もあります。鍵屋さんでは、サムターンにつけるカバーを取りつけてもらえます。それ以外にも鍵修理など鍵のあらゆるお悩み相談に乗ってもらえます。

鍵屋さんへの依頼で多いのは「鍵をなくしたから、鍵を開けてほしい」というものです。しかし、中には「鍵穴に何か詰まっているから取ってほしい」という依頼もあります。
そもそも鍵が差しにくくなるほど鍵穴にものが詰まるのは、どういった状況が考えられるのでしょうか。まず考えられるのは、ほこり等のゴミです。家の前が車の往来が盛んで、なおかつ砂地になっている場合、砂ほこりが巻き上げられます。そこに風が吹けば鍵穴に入りこむので、それが長い時間をかけて鍵穴つまりにつながります。
他には子供のイタズラという可能性もあるでしょう。好奇心旺盛な子供の場合、特に罪悪感もなく、「この穴はどこまでものが入るのだろう」と気になってくると、実際に砂や土を押し込んでしまいます。これ自体はあまり悪意はないので、厳しく怒りにくいですが、それでも迷惑な話です。
最後は不審者の存在です。これは完全に嫌がらせ目的なので、然るべき処置を取る必要があります。警察などに相談する際は監視カメラの映像などの証拠があると効果的です。
このように鍵穴つまりの原因はさまざまですが、中に入れなくて困った時には鍵屋さんに依頼しましょう。手先が器用な鍵修理のプロがつまりの原因を取り除き、元の状態に戻してくれます。

最近では防犯意識の高まりから、ディンプルキーを使用しているご家庭が多いのではないでしょうか。これまでのギザギザ形状のディスクシリンダー錠とは違い、パターン豊富なくぼみ加工によって鍵を複製されづらいのがディンプルキーの特徴ですが、どれだけ防犯性能が高くてもなくしてしまったら元も子もありません。
鍵は大事なものなのに、なぜどこでなくしたかわからなくなるのか、不思議に思ったことはありませんか。鍵自体が小さいというものもありますが、人間というのは日常的に使うものにあまり注意を向けません。あまりにも身近すぎて、「ここにちゃんと置いておこう」とか取り立てて注意しません。そのため、ふとした気のゆるみから、あなたの手元から逃げていってしまうのです。
対策としては大きめのキーホルダーをつけておくとか、財布やスマホなどにくっつけるなど、いろいろあります。こうすればディンプルキー単体でも紛失シルクは抑えられるでしょう。
しかし、どれだけ気をつけても、忘れることはあります。それで自分の家に入れなくなった際は、鍵開けや鍵修理のプロである鍵屋さんに連絡しましょう。業者にもよりますが、連絡から到着まで10分前後で来てくれるので、緊急事態でもすぐにトラブルを解決してくれるでしょう。

自宅などの鍵を交換する際、シリンダーのみ交換するか、錠前ごと交換するかで意外と悩みがちです。手っ取り早いのは言うまでもなくシリンダーです。シリンダー、つまり鍵穴とそれに合う鍵に交換すれば良いので、設置も簡単ですし、費用もお手頃です。しかし、シリンダーだけの交換だけでは済まないケースがあります。例えば、ドアノブと一体化している、いわゆるインテグラル錠の場合です。これはシリンダーと同時にドアノブも交換するため、結果的に錠前ごと交換することになります。また、地方の一軒家に多い、引き戸に錠前がついているタイプも、シリンダーだけの交換が難しいためこのケースに当てはまります。引き戸錠やインテグラル錠は古いタイプの錠前となっており、空き巣などが行うピッキングなどの不正開錠に対しては脆弱です。そのため、窃盗被害を防ぎたいのであれば、鍵屋さんに頼んで、より防犯性能の高い錠前に交換した方が良いでしょう。
一方、近年採用されているドアノブと錠前が分離されているタイプであればシリンダー交換で十分に対応できるケースが多いでしょう。なお、こういった鍵の交換はDIYでもできないことはありませんが、やはり手間暇を考えると鍵修理業者を呼んだ方が楽です。